日光那須野遊印しの

●大切なごえん

10年続けて頂きました

新たな ごえん

「はたして暖かいのか寒いのか?」
こちらではそんな話しをすることが多い春ですが
全国的に長い期間 桜を愛でることができたようなので
いずれにせよ良しとしましょうね♪

さて先日13日は師匠に正式に師事して丸13年
そして日光に出店して12年を
おかげさまで迎えることができました
これも偏に様々な形で縁して頂いた皆様方の
お力添えに依るものと心より感謝申し上げます

しかしながら今年は師匠が他界してからの
初めての節目となり 寂しくもあり
また普段から 暇つぶしがてらの
話し相手がいなくなり 退屈な時間を持て余して
つまらないなぁ…と思うことも多々あります

そんな折 師匠にご愛顧いただいていたお客様を
奥様から紹介されることがあり
今回もこのタイミングで沖縄と福井のお客様から
お受けしました

これまでもですが詳細を伺うと
「すべてお任せしますよ」
と声を揃えて言っていただき
あらためて師匠の凄さを思い知り
それを引き継ぐのは容易ではないのも事実です

御子息様の実印
華名の落款印と住所印 お弟子さんの印など
節目の日を機に彫り始めて
それぞれなんとか喜んでいただけたようで
師匠に恥をかかせず安堵し大きな自信ともなりました

そして同日 最初にご注文を頂いたのは那須店にて
那須店がお世話になっているアウトレットのスタッフさんで
新たな人生のスタートに!とのこと

12年前に日光開店時の最初のご注文を頂いた
熊本のお客様から「これも何かのご縁」と授かった〝五円玉〟
その後10年続けて一区切り

今年は初心を忘れないように復活
以前からの〝ごえん〟と 新しい〝ごえん〟
これからも大切に大切にしていきます

日光で迎える13回目の春は平安の古から続く弥生祭と共に