日光那須野遊印しの

●心の古里

先生の作品集

来館者に配布していた大好きな那須連山の墨画

過日7月25日は遊印しのが出店して10周年
初めての出店先は当ぶろぐでも何度か書いた
那須の『みちのく諸國郷土民藝舘』http://www.michinokumingei.com/minngeikan.htm
現在沖縄にいる師匠が産みの親なら
民藝舘の館長の和助先生と息子の社長は育ての親と勝手に思っております

最近では季節のご挨拶程度と不義理で失礼してましたが
当日は久しぶりにゆっくりお邪魔しようと考えておりました
そんな折6月8日に和助先生が永遠の旅路についたとの訃報
残念ながら永眠された先生への御礼とご報告となりました

誰よりも古里を愛し 那須の山々と那須に生きる動植物をこよなく愛した先生

「地位もなく見栄もなく世の為人の為にいきられたら
どんなに悔いのない生涯であろう
私はそういう一生を送りたい」が口癖だった先生

病床にありながらも すべての人に「ありがとう」と言って手を合わせていた先生

そんな先生のもとで初出店出来たのは本当に恵まれたことで
ものつくり作家の端くれとしての起動にあたり
数切れないくらい勉強になったのは言うまでもなく
一人の人間としても尊敬し 先生のような人生を歩みたいと師と仰いでおります

御礼とご報告の際に ほほ笑んでくれた先生に感謝しつつ