日光那須野遊印しの

●移り気って…?

野球界のレジェンド野村克也さんが天国に旅立たれました

ノムさんの座右の銘といえば
「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」
野球ファンならずとも一度は耳にしたことがある人も少なくないかと思います

普通に解釈すれば 勝つときは相手のミスなどで勝っちゃったり 運も実力の内と言えるような努力を積み重ねた結果と捉えたり
しかし負けたときにはその敗因を考えて同じ失敗を繰り返さないよう克服して次には勝つ

自分もそんな意味だと思い当時野球をやっている息子に話してました
さらには後に知ったのですが 元は江戸の大名の言葉だそうで概ね同じような意味で伝えられたようです

ところがある日 偶然テレビでノムさんがゲストのトーク番組を見ているとその座右の銘の話しになり
「失敗したとき反省して克服して当たり前 誰でもやっていることでしょう」

相手が野球選手だったか記憶が曖昧ですが続けて
「勝ったとき 特に不思議な勝ち方をしたときに なんでうまくいったのか勝因を突きめないと次は勝てないよ」

えっそういう意味だったの…
そのあと鼻高々で息子に説法したのは言うまでもなく(笑)

そしてノムさんの名言といえば数多くありますが
「王、長嶋がひまわりなら 俺はひっそりと咲く月見草」

月見草の花言葉は
『無言の愛情』人目の付かないところで夕方にひっそりと咲くことにちなむそうです

アメリカでの花言葉は
『移り気』なんとっ??
とは言っても 物事が変わるのではなく自分が変わるとのこと

勝つためにあえてひまわりではなく 月見草の如く身を置いて キャッチャーボックスから打者や審判にボヤいたり

そんなノムさんだから指導者としても
成功するのは至極当然のこと
キャッチャーなのにメガネも策略?

どうぞ天国でサッチーと仲良くして下さいね!
心よりご冥福をお祈りいたします